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この時期の三羽烏といえば

寒くなりましたね。ずいぶんチョウの数が減りました。
こんな時期でも目を楽しませてくれるシジミチョウの三羽烏といえば、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメの3種でしょう。
何れも成虫で越冬します。越冬中の個体を見つけると「頑張れ!」と言いたくなります。
お天気がいいと起きだして日向ぼっこしてます。

ウラギンシジミは、椿や青木などの葉裏にとまって越冬しているのが見られます。暖かい日は触っても平気ですが、気温の低い時は触らないでください。落下すると死んでしまいます。ウラギンシジミ♂の表にはオレンジ色の模様、
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♀の表には白い模様があります。
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ムラサキシジミは、照葉樹に引っかかった枯葉などの裏側で越冬しているのを見かけます。そっと覗いて見てください。♂と♀は似ていますが、翅を開くと♂は濃い目のブルー、
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♀は少し明るめのソフトなブルーです。また、♂はブルーの広がりが♀よりも広いので、識別は容易です。
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ムラサキツバメは、数頭~数十頭からなる塒(塒)を作って越冬することが知られています。
塒を作る場所は、北風の当たらない南向きの斜面にあるアオキ、シュロ、シロダモ、アカガシ、シラカシなど色々な樹木の葉の表面です。枯葉のように見えます。落葉樹のヤマグワ、ミズキ、コナラでも集団を見かけますが、葉が落ちると何処かに行ってしまいます。
下の写真はムラサキツバメ約45頭の越冬集団。寒い時期には横に倒れて重なり合うようになります。
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♂の表面は、後側から見ると焦げ茶色に見えますが、前側から見ると美しい藍色になります。
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♀の前翅の表面は、青~紫です。
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何れも魅力的なチョウです。
冬でも気温が15℃くらいまで上がって陽が照ると出てきてくれます。

2015年12月中旬神奈川県内で撮影 by ごま
by jbcs | 2015-12-21 06:00 | 季節のチョウたち
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