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ベニ色のイモムシ

三寒四温という感じで着実に春が近づいてます。

この時期はベニシジミの幼虫探しが楽しいです。
スイバの葉に食痕を見つけたら、そっと葉を調べます。
ピンク/緑色のイモムシが見つかります。
乱暴な探し方だと、幼虫がダンゴ虫のようになって草の中に転がってしまいます。

典型的なシジミチョウの幼虫の形。
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写真は15mmほどの終齢幼虫です。羽化するのはそれほど先ではないですね。

(ごま@横浜)
by jbcs | 2016-02-29 06:00 | 季節のチョウたち

2月のモンシロチョウ



sippoです。

先日、久しぶりにお出かけしたら

モンシロチョウに出会うことができました。




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春の足音が より大きく聞こえた瞬間でした。



~東京都より発信~
by jbcs | 2016-02-28 21:33 | 季節のチョウたち

チョウに会いたい人におすすめ

温室で飼われているチョウの話題です。

この時期、沢山のチョウに会いたい人はチョウを飼育している温室がお勧めです。
都内なら、多摩動物公園や足立区生物園があります。

先日、足立区生物園に行ってきました。竹ノ塚駅から歩いて15分ほど。
温室内には、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、スジグロカバマダラ、アサギマダラ、ベニモンアゲハ、シロオビアゲハ、ウスイロコノマなど沢山のチョウが飛んでいます。ここでは、卵や幼虫を探すのも楽しい。実フィールドよりも密度が濃いし、チョウの食草が手の届くところにあるので見つけやすい。

昼頃見つけたイシガケチョウの蛹。翅の模様が透けて見えていて、腹節も伸びていました。
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1時間ほど経って、同じ場所を見ると、羽化したチョウが蛹にぶら下がっていた。
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他にも、一所懸命に探すとイシガケチョウ幼虫、オオゴマダラの卵、リュウキュウアサギマダラ卵、カバタテハ若齢幼虫、リュウキュウヒメジャノメ卵・幼虫など、など、私は1日いても飽きない。チョウ好きには堪りません。

(ごま@横浜)

★先日の「第12回チョウ類の保全を考える集い」は、とても勉強になりました。
by jbcs | 2016-02-22 06:00 | 季節のチョウたち

「第12回 チョウ類の保全を考える集い」のご報告です

先日、このブログでもご案内しましたが、2月13日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターにて、「第12回 チョウ類の保全を考える集い」が開催されました。

昨年まで2日間のプログラムで開催しておりましたが、今年は1日に内容を凝縮しての開催です。
受付も、保全協会スタッフ、サポートメンバー勢ぞろいで、ご来場の皆さまをお出迎えしました!
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午前中のテーマは
~貴重なチョウの生息地である草原をどう維持していくか?~です。
「草原の歴史と現状」         小椋純一氏(京都精華大学)
「チョウから草原の質を読み解く」   永幡嘉之氏(日本チョウ類保全協会事務局)

午前中から、多くの方がご参加くださり、皆さん熱心に聴講されていました。
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普段の生活ではなかなか「草原」について考えることはないですが、草原性の動植物がヒトの手の加わった半自然草原に生息していたことがわかりました。

午後のテーマは、
~地球温暖化とチョウを考える~
「地球温暖化でチョウの分布がどう変化するか?」  松葉史紗子氏・宮下 直氏(東京大学)

~チョウ類の保全活動報告~
「北海道遠軽町のアサマシジミ」  喜田和孝氏(丸瀬布昆虫生態館)
「八ヶ岳のミヤマシロチョウ」   福田勝男氏(茅野ミヤマシロチョウの会)

午後になってからも参加者は増え、用意したレジュメも足りなくなって、コピーしてお渡しするほどでした。
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地球規模での気候変動の影響を2080年まで推定した結果は、決して明るいものではないけれど、このように大きく推定することで、進む方向性を考えることは大事と思いました。
各地の保全活動報告では、「たかが虫一種」というところから、たくさんの組織を巻き込んだ動きにつながった事例に感動し、また、八ヶ岳の事例は地元の会の方の努力に頭が下がりました。

午後の休憩の時間には、「協会ボランティア説明会」があり、たくさんの方がボランティア登録してくださいました。
このボランティア登録は、今後も継続して受付いたしますので、事務局までお問い合わせください。

休憩のあとは
~農地における生物多様性の保全を考える~
「ネオニコチノイド系農薬とチョウ類の減少~イギリスでの事例~」 中村康弘氏(本会事務局)
「農業と生物多様性~地域での取り組み~」            高橋 淳氏(鮭川村自然保護委員会)

目に見えない農薬の影響が、徐々に解明されてきている事例が紹介されました。
普段ガーデニングなどで使っているお手軽なスプレー剤にもネオニコチノイド系農薬が使われていることがわかり、これからは裏のラベルも見なくては!ということと、やはり、国レベルでその使用を検討すべきと思いました。

そして、最後は「保全協会の保全活動の状況と今後の方向性」を事務局の中村より、ツシマウラボシシジミの保全についてをボランティアスタッフの塩氏、庭のチョウ類調査を事務局永井より報告があり、皆さまにご協力をお願いして、閉会となりました。
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お忙しい中講演くださいました皆様には、有意義な内容を拝聴させていただき、感謝申し上げます。
ご来場くださいました会員の皆さま、ホームページやチラシ、facebookなどをご覧になって足を運んでくださった一般の皆さま、どうもありがとうございました。
今後も日本チョウ類保全協会は、チョウを指標に生物多様性を守る活動を継続していきますので、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


事務局  井上◇”◇
E-mail : jbutterflyconservation@gmail.com



by jbcs | 2016-02-18 16:03 | チョウ類保全の話題

寒い時期の虫たち

まだまだ寒い。
虫たちがじっと寒さに耐えている。

ハートマークのエサキモンキツノカメムシ
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大きさ4mmほどの小さなキイロテントウ
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クロテンフユシャク♂
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ヒロバフユエダシャク♂
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★継続観察中のムラサキツバメ
数日前、ムラサキツバメの塒2ヵ所がシュジュウカラとウグイスに襲われたという情報が入ってきた。
寒さだけでなく捕食者の脅威もあったのだ。観察中のムラサキツバメの個体数は、年末には100を超えていたが、2月6日現在10頭に満たない。厳しいものだ。

(ごま)
by jbcs | 2016-02-08 06:00 | 蝶以外の昆虫たち

仲良く越冬中のムラサキツバメ

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普段は公園で観察しているムラサキツバメですが、先日道路脇で見つけました。
とても寒い日でした。
重なるように並んで横たわっている姿と、その目が愛らしい037.gif053.gif
iPhoneを近づけてカシャカシャやっても無反応でした。

ふと思いついて…
少し温めてあげよう…と、ハァ〜と白い息をはきかけてみると…
 あら005.gif

 ビッ009.gif

 クリ003.gif

息で出来た水蒸気に反応し、みんな立ち上がって水分を求めて口吻を出して吸水を始めたのでした!
息をちょっとはいたくらいでは水分なんて葉上には見えないのにです!!
空気は乾燥しているし、寒く飛んでいくことも出来なかったからすごく水分を欲していたのでしょう。
必死感がたまらなくかわいかったです。

大サービスでいっぱいハァ019.gifハァ019.gifしてあげました。
夢中になってしまって写真を撮るのを忘れてしまいました。

直前に食べたものがチェリーチョコでよかった037.gif
これが餃子の後とかだったら、はたしてムラサキツバメたちは喜んでくれたでしょうか?

(papilabo@千葉)

今日は気温が上がってポカポカなので、3匹はどこかに出掛けてるかな?
by jbcs | 2016-02-05 13:54 | 季節のチョウたち

2月13日に「チョウ類の保全を考える集い」が開催されます!

ホームページでもご案内しておりますが、来る2月13日(土)に、「第12回チョウ類の保全を考える集い」を開催します。

昨年までは、2日間のプログラムでしたが、本年は1日のみの開催になりました。
1日でも、内容はチョウや生物多様性の現状と保全に関することがギューっと詰まっております。

会員の方も、一般の方も、どなたでもご参加できますので、皆さまのご来場をお待ちしております。

イベントの詳細は、下記になります。

※懇親会のご参加も受付中ですので、お申込みお待ちしております♪  (事務局 井上)

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<第12回 チョウ類の保全を考える集い ご案内>


日時:2016年2月13日(土) 10:30~17:45
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都代々木)
   研修室309(センター棟3階)

プログラム:
10:00~      チョウ類の保全を考える集い 受付開始

10:30~10:45  開会 代表理事あいさつ 諸注意

10:45~11:50  貴重なチョウの生息地である草原をどう維持していくか?
           「草原の歴史と現状」
            小椋純一氏(京都精華大学)
           「チョウから草原の質を読み解く」
            永幡嘉之氏(日本チョウ類保全協会事務局)

11:50~13:00  昼食

13:00~14:00  地球温暖化とチョウを考える
           「地球温暖化でチョウの分布がどう変化するか?」
           宮下 直氏・松葉史紗子氏(東京大学)

14:00~15:00  チョウ類の保全活動報告
           「北海道遠軽町のアサマシジミ」 喜田和孝氏(丸瀬布生態昆虫館)
           「八ヶ岳のミヤマシロチョウ」  福田勝男氏(茅野ミヤマシロチョウの会)

15:00~15:30  休憩 30分 (協会ボランティア説明会)

15:30~16:30  農地における生物多様性の保全を考える
           「ネオニコチノイド系農薬とチョウ類の減少~イギリスでの事例~
           中村康弘氏(本会事務局)
           「農業と生物多様性~地域での取り組み~」
           高橋 淳氏(鮭川村自然保護委員会)

16:30~17:45  保全協会の保全活動の状況と今後の方向性
           ・絶滅危惧種の保全(ツシマウラボシシジミほか)
           ・庭のチョウ類調査 ほか
17:45        閉会

18:00~20:00(中締め19:30)  懇親会(同会場内のレストラン「カフェ・フレンズ」) 会費3,500円

○参加申し込み
  参加費:1,000円
  関心のある方は、どなたでもご参加できます。
  参加する際、事前の申込みは必要ありません。当日会場にお越しください。

 また、終了後、18:00から同会場内のレストランにて懇親会を開催します(会費3,500円)。
 懇親会に参加を希望される方は、必ず2月7日までに事前のお申し込みをお願いいたします。
 申込み先:事務局 井上宛 Email: jbutterflyconservation@gmail.com

□会場までの道順
(国立オリンピック記念青少年総合センター:東京都渋谷区代々木神園町3-1  TEL03-3469-2525)
 会場は、センター棟3階の研修室309です。オリンピックセンターは広いですが、施設の案内は充実しており、すぐにわかるようになっています。
●鉄道利用の場合
・小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分(急行は停車しないため、各駅電車を利用のこと)。
・乗車時間の目安:新宿-参宮橋間は、小田急線で約5分。
●車利用の場合
都高速4号線 代々木ランプより(三宅坂方面のみ) 約100m、初台ランプより(高井戸方面のみ) 約2km、新宿ランプより約2km。
※駐車場はありますが、駐車料金もかかります(30分150円)ので、できるだけ公共交通機関でお越しください。

□宿泊案内
 会場となる参宮橋近くの新宿駅などには多くのビジネスホテルがあります。参加者ご自身で宿泊のご予約をお願いいたします。



by jbcs | 2016-02-04 23:51 | チョウ類保全の話題

ツシマウラボシシジミ

ツシマウラボシシジミは、日本では対馬だけに生息するチョウです。食草(ヌスビトハギなど)が鹿に食べられたことなどにより、絶滅が心配されています。当協会では、数年前からツシマウラボシシジミの保全を進めています。私自身も2014年の秋から繁殖飼育メンバーに加わっています。

裏面の模様は♂と♀で違いがありませんが、♂の表面は青い輝きがあるのに対し、♀は焦げ茶色です。
上から順に♂表、♂裏、♀表、♀裏。
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卵は食草の蕾・若葉・実などに産まれます。直径は0.6mmほどですが、拡大して見ると綺麗な凹凸模様があります。
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産卵から4~5日で孵化します。初齢幼虫の体長は1.5mmほど。長い毛が生えています。
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幼虫は、淡緑色~綺麗なピンク色を帯びた淡緑色になります。終齢幼虫の体長は12mmほどになります。
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蛹は緑色で体長7.5mmほど。食草の茎などで蛹化します。
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現在、都内で300頭ほどの幼虫が概ね順調に越冬中。
対馬の生息環境も徐々に改善しつつあります。
暖かくなると蛹化が始まり、続いて羽化となるので忙しくなります。

(ごま@横浜在住)
by jbcs | 2016-02-01 07:27 | チョウ類保全の話題