2012年 12月 02日
新宿御苑企画展 ~無事終了~ |
11月27日(火)より開催されました新宿御苑企画展「チョウが消えてゆく」
本日、無事終了いたしました。
美しい紅葉に包まれた アートギャラリー入口です。
この日は雨天のため、看板はギャラリー内に
会員撮影による45点の作品が並びます。
今年度は、3つのテーマが設けられました。
「チョウの表情」 「飛翔」 「自由テーマ」
それぞれのテーマごとに、作品が展開されました。
6日間の期間中
12月1日(土)には、山形在住の永幡さんによる講演
「巨大津波は生態系をどう変えたか」が行われました。
震災後の大変な中、その後1年をかけて東北中を駆け回り調査をし、
浮かび上がった様々な問題について
自然を愛する心 そして何より「生物多様性」の大切さを思う心に
支えられた熱い想いが語られ
実に多くのことを考えさせられました。
土、日両日に渡り、鶴藤さんによる講演「チョウの写真撮影法」が行われました。
会場に足を運ばれる方々の中にも、
チョウを撮影してみたい!と思われる方が少なからずおられ
器材や、レンズや、様々なシーンにおいての撮影方法など
身振り手振りを混じえて楽しく繰り広げられた講演でした。
最終日12/2(日)には、事務局長である中村さんの講演
「絶滅危機のチョウを守る」が行われました。
この企画展のたびに訴えていることですが
自然は、年を追うごとに破壊され続けており
その影響を最も受けやすいチョウについて、わかりやすく丁寧な説明が続きます。
一体、何が問題なのか。
そして、この破壊に歯止めをかけるために
費やされている、小さな努力の数々と
それを、今後どのように広げていったら良いのか。
万物の霊長と言われる、私達人間こそ
その力と愛を
私達が「生かされて」いる大自然に対してこそ、発揮しなければならないと
心から思いました。
仕切りの奥が、講演会場ともなったスペースです。
手前のスペースには、チョウ類保全に関する、様々なパネルが展示されました。
6日間の期間中
本当に多くの方々が足を運んでくださいました。
そして、たくさんの会話をさせていただきました。
今は冬季・・・
チョウの姿を見たいと思っても、なかなか叶いませんが
来春には、またたくさんの元気なチョウチョたちが見られることでしょう。
是非、目を向けてあげてください。
足元で生きている 小さな、仲間たちに
ご多忙中、今回の企画展にお越しいただいた皆様
本当にありがとうございました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
また、今回を機にご入会いただいた皆様
本当にありがとうございました。
これから一緒に、チョウチョたちが幸せに暮らす日本を目指して
がんばりましょう(*^-^*)
また来年度も、日本チョウ類保全協会は、「生物多様性」復活のためにも
頑張って努力邁進していきます!
sippo
by jbcs
| 2012-12-02 21:55
| イベント情報