2015年 11月 30日
ムラサキツバメの季節 |
チョウの姿がだんだん減り、淋しい季節です。しかしこの時期は、ムラサキツバメの越冬集団を観察する楽しみがあります。色々な越冬場所を観察した結果、ムラサキツバメが集まる場所は、北風や西風を避けられる奥まった暖かな場所。そこは、普段からムラサキツバメを多く見かける場所でもなく、必ずしも食樹のマテバシイがある場所でもありません。世代が入れ替わっているにも関わらず、毎年同じ場所に集まってくるのは不思議でなりません。
現在は、まだ大集団は形成されていませんが、あちこちに数頭から10頭ほどのグループが形成されています。写真はアオキの葉に集まった15頭の集団。
陽が射すと、塒(ねぐら)からでてきて、近くの葉にとまり、翅を開いてくれます。
まずは♂。独特の藍色が魅力です。角度によって濃い紫にも見えます。
こちらは♀。青~紫色が美しい。
完璧な個体は少ないですが、個体数が多いので綺麗な個体にもあえます。ムラサキツバメの撮影には最適な時期です。
この集団、年末には過去に数ヶ所合わせて100頭になることもありましたが、翌年2月には激減していました。原因は、強風、降雪、気温低下でしょう。3月になると越冬できた数頭が飛んでいるだけです。越冬できずに大部分は死んでしまうと思われます。飛べない時期の落下は致命傷になります。塒に近づき過ぎたりせず、暖かく見守ってやりたいものです。
2015年11月24日~27日、横浜市内で撮影 by ごま
papilaboさんと同じテーマになりました。すみません(^_^;)
現在は、まだ大集団は形成されていませんが、あちこちに数頭から10頭ほどのグループが形成されています。写真はアオキの葉に集まった15頭の集団。
陽が射すと、塒(ねぐら)からでてきて、近くの葉にとまり、翅を開いてくれます。
まずは♂。独特の藍色が魅力です。角度によって濃い紫にも見えます。
こちらは♀。青~紫色が美しい。
完璧な個体は少ないですが、個体数が多いので綺麗な個体にもあえます。ムラサキツバメの撮影には最適な時期です。
この集団、年末には過去に数ヶ所合わせて100頭になることもありましたが、翌年2月には激減していました。原因は、強風、降雪、気温低下でしょう。3月になると越冬できた数頭が飛んでいるだけです。越冬できずに大部分は死んでしまうと思われます。飛べない時期の落下は致命傷になります。塒に近づき過ぎたりせず、暖かく見守ってやりたいものです。
2015年11月24日~27日、横浜市内で撮影 by ごま
papilaboさんと同じテーマになりました。すみません(^_^;)
by jbcs
| 2015-11-30 06:00
| 季節のチョウたち